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2021/06/25(金)

【慢性化は危険】腰痛を3ヶ月以上抱えている方は早めの対策を!

カテゴリー:腰痛

 

しばらく腰が痛い
気づいたら何ヶ月も痛みが続いている
3ヶ月と言わず何年も痛い

という方はぜひ最後までご覧頂けるとうれしいです。

 

本記事の内容
・腰痛が長引くと良くない理由
・「腰痛が治った」という表現の落とし穴
・腰痛に潜む将来を脅かす大きなリスク
・改善するための重要なポイント

 

腰が痛いから様々な治療法や、道具を試しているけど改善しない。
その場合はアプローチのポイントがずれている可能性があります。
また、腰痛という何気ない症状ですが慢性化は危険です。
私が理学療法士として10年以上経験してきた体験とガイドラインを参考にお伝えしたいと思います。

 

 

【慢性化は危険】腰痛を3ヶ月以上抱えている方は早めの対策を!

厚生労働省が出している「慢性疼痛治療ガイドライン」では慢性疼痛について以下のように記載されています。

「「慢性疼痛」とは,IASPで「治療に要すると期待される時間の枠を超えて持続する痛み.あるいは進行性の非がん性疼痛に基づく痛み」と定義されている」

と記載されており、このガイドラインでもその定義に基づいているようです。
ですがこのような記載もあります。

「発症からおおむね6ヶ月を超えて症状が持続する病態を指していることもあったが.現在は,薬物療法の充実などにより3ヶ月以上とすることが多い」

※詳しくは「慢性疼痛治療ガイドライン」をご覧下さい。

この3ヶ月というのは1つの目安であると私も考えています。
3ヶ月腰痛が継続するとなぜ良くないのかをお伝えしていきます。

 

腰痛が続くと、痛い体を記憶する!?

人の体には今ある状態を記憶する力があります。
そして、この痛みにとって重要な記憶する機関は2つ
脳と筋肉

です。
脳というのはイメージがつきやすいと思います。
記憶の中枢ですね。

実は筋肉にも体の状態を記憶する機能が備わっています。
それは、「形状記憶」です。
これらの機能を踏まえ、「痛みの状態を記憶する」についてお伝えしていきます。

ご存知のとおり、地球には重力があります。
人間の頭は5~6kgほどの重さがあります。
地面に接している足に対して、重たい頭が上部に位置することから、頭の重さの影響が全身に及びます。
(物理の支点・力点・作用点のようなイメージです)

そのため、人は1日の生活の中で必ず「ゆがみ」が生じます。
1日中綺麗に真っ直ぐ静止している人はいないですよね。
では、その歪みをどこが補正し、体をまっすぐするのか。
それが、「筋肉」です。

筋肉が修正することで、見かけ上、体をまっすぐ保ってくれています。
本来この歪みや筋肉の補正は睡眠により回復されます。

しかし、睡眠不足や質の低下や、日常的に同じ動作や格好が続く、運動不足などに歪みと回復のバランスが崩れます。
回復されないと、補正のため働いている筋肉には常に力が入り続ける状態になります。

筋肉に力が入るということは、筋肉が縮こまっている状態です。
力こぶを出すときは、腕の筋肉に力が入りますよね?
その状態が続くと、筋肉は縮こまっている状態を「記憶」してしまいます。

さらに!
筋肉の記憶した状態が続けば、体はそれが「当たり前」のようになり、「脳」へ記憶されます。

こうなると、体はゆがんでいる状態が「当たり前」と認識します。

補正している筋肉には常にストレスが掛かり、硬いまま。
本来は柔軟であるべき筋肉が硬くなると、別の場所へ負担がかかります。
その負担を受けやすい部位。
それが「腰」です。
結果「腰痛」を生じます。

腰痛の状態が数ヶ月続いていくと、今度は「腰が痛い」が「当たり前」になります。
つまり、腰が痛くなる体の歪みや姿勢が記憶されてしまうのです。

 

痛みにとっては厄介な、脳の素晴らしい機能

慢性的な腰痛をしっかりと改善するために必要な「脳」のお話です。
未だに新しい見解がみつかる人間にとって最も重要な器官のひとつが「脳」。

この脳の機能に「恒常性」というものがあります。
なかなか聞き覚えのない言葉かと思いますが、簡単にお伝えすると「元に戻る力です」

身近でわかりやすいものが「体温」
ほとんどの方は体温が一定ですよね?
ずれたとしても0.1~0.3℃程度かと思います。
これが脳の恒常性です。

体温が38℃だと身体もしんどくなりますよね?
日によって体温が高い日、低い日の変動があれば体はもう辛くて辛くてどうしようもなくなります。
生きていくのも大変です。
それを整えるのが脳の「恒常性」という機能です。

私たちが生きていく上でとても大事な機能ですが、慢性的な痛みにとっては例外です。
脳の記憶の状態をおさらいしましょう。
腰痛が慢性化すると、「腰が痛くなる体の状態を脳が記憶している」状態になります。

ということは!です。
何かをして体の痛みが一時的に落ち着いたとします。
しかし、脳の恒常性により「腰が痛くなる状態」へ戻されてしまいます。

慢性的な腰痛を改善するためには、体の歪みを作る部位を正す必要があります。
私の施術もその点について施術いたしますが、やはり体は痛い状態に戻っていきます。
これはどうしようもない脳の機能です。

そのため、脳の記憶を変えなければいけません。
そうするには、繰り返し体の歪みを取り除き、いい体の状態を作り続ける必要があります。
逆に、いい体の状態が脳へ記憶されれば、体をいい状態に戻してくれる脳の恒常性が働くわけです。

 

【腰痛が治った!】の大きな間違い!表面的な変化より根本の改善を

腰痛が治った!と感じる瞬間はどんな時ですか?
多くの方は、「腰の痛みが取れた」そんな時に感じると思います。

ここが注意のポイントです!
マッサージや電気、痛み止めで腰の痛みがとれて治ったと感じるでしょうか?
多くの方は、また痛みが出てきてしまい、同じ治療をうけ、、、を繰り返してしまいます。

上記の治療内容はすでに否定されているものもあるというのは今回置いておきますが、前述した記憶の問題が解決していません。

 

表面的な痛みという状態に注目しては危険で、根本となる痛くならない体作りが必要です。

痛みを作り出すきっかけとなった背景。
睡眠・姿勢・日常生活・食事も重要になりますね。
そして、慢性腰痛の場合は体の歪みが痛みを作り出す原因になっています。
歪みを正し、筋肉の補正を緩め、腰への負担を改善する必要があります。

腰の痛みが落ち着いたらそれでOKではありません。
痛くない状態を記憶する必要がありますから、その状態を維持しなければいけません。
最低でも2ヶ月は維持するのが目標です。
そうなると腰が痛くない状態が記憶されます。

私も治療院に通わない体になっていただくのが一番だと思っています。
そのため、体のケア方法をお伝えしています。

しかし、どうしても仕事柄、生活環境で腰へ負担のかかる動作をとらなければいけない人も多くいます。
デスクワークや荷物の運搬、介護といった仕事内容は一つの例になります。
ご自身でケアできれば心配することもありません。
しかし、それが中々忙しくて難しいという場合は、効果のあった治療院へ定期的にメンテナンスを受けるのも一つの方法です。

体のメンテナンスはついつい疎かになりがちですが、美容院に行って髪の毛のメンテナンス、ネイルサロンで爪のメンテナンス、温泉に浸かって精神的なメンテナンスなんかは普段されていませんか?
体の中も同じですね。

 

慢性腰痛が持続すると起こる恐ろしいデメリット

腰痛が持続するということは、腰へ常にストレスをかけていることになります。
「痛い」という感覚は体からだされている危険信号です。
それをその場限りで過ごしていると、中には重大な状況へ陥る可能性があります。
これまで病院で勤め、お会いした利用者様のお話からも考えられる問題です。

どんな問題か?の結論をお伝えすると、ひどい場合には下記のような状態になる可能性があります。

ヘルニア・脊柱管狭窄症による腰の手術
脳卒中や心筋梗塞など血管系の病気
転倒による骨折

いかがですか?
あまり腰痛との関連が見えなさそうですが、大事なポイントと私は捉えています。
一つずつ簡単にまとめました。

 

ヘルニア・脊柱管狭窄症

主にヘルニアは若年層、脊柱管狭窄症は年配の方が発症されます。
まずヘルニアですが、これは背骨と背骨の間にある椎間板というクッションがあります。
背骨からの圧迫によるストレスが強く掛かると、クッションとなる椎間板は潰れます。
この潰れる刺激が強ければクッションの行き場がなくなり、脊髄という神経の束めがけて飛び出します。

若年層に起きやすいのは、腰への負担がかかって多少痛みをともなっていても体が動かせるためです。
腰の負担は普段からかかっているのに、さらに強くなります。
腰の場合、脊髄は腰から下の運動や感覚を支配していますので、脊髄が潰されると足の力が入らない、感覚がわからない、排泄が止まる、強い両足のシビレなどの症状が生じます。
本当のヘルニアになるのは腰痛者の4%ほどですが、それに当たれば手術の他選択肢がなくなります。

つぎに狭窄症です。
年配の方で起きやすいのは、腰へ負担をかけている期間が長いためです。
体は刺激が入り続けると守ろうと機能します。
腰の関節に刺激が入り続けると、そこが過度に動かないように固めなければいけません。
その時固くなるのが、背骨がズレないように固定している靭帯です。

靭帯は固くなるために、骨化といって骨のような塊になります。
これだけしっかり固くなると固定はできますが、ある場所に悪さをします。
それが脊髄です。
脊髄の機能は前述しましたので割愛しますが、この場合も症状がひどければ手術が必要になります。

また、靭帯の骨化だけではなく、背骨自身にも常に負担がかかっています。
その時間が長ければ、骨が変形してきてしまいます。
背骨はもともと綺麗な円柱状の骨ですが、骨棘と言われるように骨の角が飛び出すように形を変えます。
これもひどくなれば脊髄へ悪さをしてしまうのです。

 

血管系の病気と転倒・骨折

腰が痛いとあなたはどうされますか?
多くの方は外出するのが億劫になり、自宅で安静にされています。
ここがポイントになります!

つまり、腰痛が続くと運動量が下がります。
この状態は腰痛にとってもよくありませんが、循環器系や筋肉にも悪さをしてしまいます。
体を動かすことで循環器系の活動が得られたり、血管が柔らかくなります。
そこを止めてしまえば、血の巡りが悪くなり、詰まりやすくなる。

そして詰まりやすい血管はどこか。
それが脳や心臓です。

また、運動しなければ筋力や体力は落ちてしまいます。
筋力や体力が落ちればさらに運動したくなくなります。
結果、バランス能力も衰え、転倒・骨折してしまいます。

脅しているようになってしまいましたが、私が病院勤務していた時にお会いした中にはこのような過程をたどられた方が多くいます。
単純な腰の痛みですが、その痛みを解決することで将来が変わるかもしれません。
すこしでもそのきっかけになって欲しいと思い書かせていただきました。

もちろん全員がこうなるわけではありません。
可能性の問題です。

 

本記事のまとめ:改善するためにここだけは抑えて欲しい重要なポイント!!

これまでお読みいただければ「もう大丈夫!」という方も多いと思います。
簡単に慢性腰痛を根本的に改善するためのポイントをまとめました。

 

1.慢性腰痛の原因は体のゆがみ
2.腰が痛い状態は最終的に「脳」へ記憶される。
3.一時的に痛みがとれても、脳の「恒常性」という機能で痛い状態に戻されてしまう。
4.腰痛を作り出している根本原因を整える必要がある。
5.痛くなくなった!で終わりでなく、痛くない状態を維持する必要がある。
6.必要に応じてメンテナンスも検討してもいい

 

以上が本記事のまとめになります。
すこしでもあたなを悩ませている腰痛の解決につながれば私も嬉しく思います。

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。
気に入っていただけましたら今後のブログもご覧いただけましたら嬉しいです。

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